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ITI 上浦庸司先生をお迎えし、設立5周年記念WDAI第10回定例会はオンラインで盛況に開催!

最終更新: 7月11日



今から遡ること5年前の2016年7月3日、インプラント治療を志す全ての女性歯科臨床家の研修、活躍支援を目的として、WDAIは設立しました。この度、設立5周年のWDAIはITI の上浦庸司先生をメインスピーカーにお迎えし、第10回定例会は華やかに開催されましたことをご報告いたします (2021年7月4日オンライン開催)。


- 実行委員長挨拶 -

新型コロナウイルス感染症の影響を受けておられる皆様には、心よりおい申し上げます。このたびのパンデミックは、社会・経済に甚大な影響を与えています。今なお、ウィルスとの戦いが進行中であることは、ご存知の通りです。従いまして本定例会も前回同様、WEB 形式での開催とさせていただきました。一刻も早く感染症の拡大が収束を迎え、すべての人々の生活が、平常に戻ることを祈念いたします。

さて、定例会は今回で10 回目を迎えることができました。これまでの間支えて下さった会員および関係者の皆様には、改めまして感謝申し上げます。

第10 回の節目となる今回のテーマは、「デジタル治療」です。現在、あらゆる分野でデジタルトランスフォーメーションと呼ばれる、デジタル技術による変革が進められています。歯科分野も、例外ではありません。とりわけインプラントは、デジタル技術との相性が良いとされ、その活用が進んでいます。特別講演には、デジタルインプラントの第一人者である、上浦庸司先生を迎えしました。先生には、デジタルデータの活用について、症例を交えてご講演いただきます。

本定例会が皆様にとって有意義な場となり、またデジタル治療発展の一助となれば幸いです。

WDAI 第10 回定例会

実行委員長 山口葉子



【プログラム】

【会員発表】

①ザルスキー泰子先生(歯科技工士):伊東歯科口腔病院

「当院のデジタルインプラント治療におけるチームアプローチ」

②寺澤真祐美先生(歯科医師):昭和大学歯学部

「インプラント補綴治療における術前口腔機能検査」

③田中志歩先生(歯科医師):田中歯科鎌倉

「Comprehensive Dental Treatment of Bite Collapse」

【特別講演】

上浦庸司先生(熊澤歯科上浦歯科クリニック/ ITI フェロー)

テーマ:「デジタル治療顔貌主導のインプラント修復~デジタル治療の到達点と今後の展望」





ザルスキー泰子先生(歯科技工士):伊東歯科口腔病院

「当院のデジタルインプラント治療におけるチームアプローチ」

伊東歯科口腔病院におけるインプラント治療の多職種連携(歯科医師 歯科技工士 放射線診断医 診療放射線技師 歯科衛生士 看護師)のワークフローを示しながら、デジタル診療における効果的な情報交換について、またIOSの盲点も含めたデザインを実際の臨床症例に基づき解説。また模型にインプラントを埋入し確認するなど技工士の視点を、ラボから臨床のフィールドに落とし込む、デジタル歯学での工夫を紹介した。


寺澤真祐美先生(歯科医師):昭和大学歯学部

「インプラント補綴治療における術前口腔機能検査」

インプラント補綴治療を必要とする患者の口腔機能の実態を明らかにすることを目的とし、昭和大学での横断研究の結果を示した。これによると16名の被験者中約半数の7名が口腔機能低下症であり、 インプラント治療によって、摂食・嚥下における摂食、特に咀嚼機能の低下に歯止めをかけ、フレイルを予防あるいは回復へと導く可能性があることを示唆した。今回は術前患者を対象とした調査であったが、今後の本調査の発展 (術後の調査結果や、また健康期からwithdrawした患者の追跡)にも期待したい。


田中志歩先生(歯科医師):田中歯科鎌倉

「Comprehensive Dental Treatment of Bite Collapse」

徹底した歯周治療、義歯補綴学における咬合採得の基本を尊守し、矯正治療も含めセットアップ模型からインプラント埋入ポジションを計画するといった、丁寧に手をかけられた咬合崩壊症例の治療をエビデンスとともに供覧した。

誰もが遭遇する様なケースでは無いにしろ、インプラントロジストとしては目を離せない貴重な症例である。インプラントでの咬合支持を得るまで残したい臼歯天然歯に対する決断や、矯正医とのやりとりに関して、またインプラントの埋入ポジションに関してなど、多くを考えさせられるケースであった。会場からも称賛を受けていた。





【特別講演】

上浦庸司先生(熊澤歯科上浦歯科クリニック/ ITI フェロー)

テーマ:「デジタル治療顔貌主導のインプラント修復~デジタル治療の到達点と今後の展望」


カモメの鳴く爽やかな小樽のヨットハーバーより、講演中継が行われた。

3Dスマイルデザインや口腔内スキャナーを用いて、インプラント治療の効率的で効果的な診療をエビデンスとともに紹介した。

デジタル技術の応用により、テクニシャンとともに埋入の最初の段階、顎位のところからコミュニケーションをとることができる。フェイスボーより見やすく、ラボも製作しやすいメリットがあるなど、補綴の基本がシンプルに行えることを、多くの少数歯、多数歯欠損症例を供覧し、会場の注目となった。また、懇親会においてはIOSの取り扱いや誤差の生じやすいフルマウスにおいての撮影のTips、今後の発展性に関し、多くの質問に分かりやすく丁寧に回答いただき、オンライン会場は大いに盛り上がった。



さて、ITIでは全国に41ものスタディークラブがございます。この度、新しくITISCダイバーシティ東京が設立され、そのキックオフミーティングが2021年7月15日、夜7時よりオンラインで開催されます。

多くのレジェンドをメンバーに迎えることができました。ぜひご参加ください! お申し込みはwebから! https://www.iti.org/events/event-search/event/-/event-detail/-itisc-/196605



WDAIの次の定例会は、来年2月23日です。実行委員長は理事の吉武博美先生、小森由子先生です。またWDAIで学んで参りましょう!



◆お問合せ:WDAI事務局 


Tel: 03-3527-3890 ​ Email: info@wdai.jp


 公式WEB: www.wdai.jp

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